私には一人娘がいます。
彼女が11歳の時でした。

娘は元々、ひどくはないけどアレルギー体質で、何か食べ物が合わなかったりすると湿疹を出す子。
少々具合が悪いと一切食べなくなり、ひたすら寝て治す。一晩高熱を出したら大体翌朝には下がっている。
食事や日用品等生活にまつわるあらゆるものに気を配っていたからか、大きくなるにつれて随分身体が強くなってきているという印象を持っていました。皮膚に出すのは相変わらず。何かに反応して鼻水が出たり、目がかゆくなったりはありましたが、生活が困るほどではない。
そんな感じだったんですが、きっかけは多分、汗疹の掻き過ぎ。なんとなく掻いてたら少しずつ悪化して首と頭皮が黄色い浸出液で覆われるくらいになっていきました。
酷いときは痒みで夜も眠れず、眠ることをあきらめ夜中に二人ゲームをしてやり過ごす日々。病院で抗炎症薬を処方してもらうという手があるのはわかっていましたが、それは本当に最後の砦。一時的に抑えても本当に治ったとは言えない。できるだけ、彼女の治癒力に頑張ってもらいたい。BodyTalk療法に出会ったのはそんな時でした。


知人の勧めでBodyTalk Accessというクラスに行くことにしたのです。これまで何度もBodyTalk療法の情報は目にしていたのに全く心動かされなかった私ですが、その時は何故か「いってみよう」そう思ったんです。
眠れない日々を過ごしていたこともあり、居眠りしそうだと思って参加したそのセミナーは予想を遥に超えていました。
7時間ほどのセミナーに耐えきれるか不安を抱えながらの受講でしたが、居眠りどころか長時間のセミナーにも関わらず頭は冴え、疲れもない。行く前よりも元気になっているのです。疑いようのないほどに顕著でした。

BodyTalk Accessセミナーは、BodyTalk療法で一番最初に受けられるクラスです。そこでは、「大脳皮質」という万能テクニックを多く実践します。何がよかったかと言ったら「それ」くらいしか思いつかない。半信半疑でしたが、その場で講師の今田先生の予約を取り、娘のセッションをお願いすることにしました。

月に1度のペースで全部で3回ほどだったでしょうか。今田先生のBodyTalkセッションを受けました。
当時、コロナ禍だったこともあり、少し離れた場所に施術者がいて、なんかよくわからないけど「バランスを取る」らしい説明。
頭のてっぺんで手をひらひら動かし、終わっていくセッション。何も用いず、ほぼ触らず、頭の中は「?」がいっぱい。
これで何が変わるんだろう?何を根拠にこんなことやってるんだろう?何故これで娘の肌がきれいになったんだろう?
わからないことだらけだけど、なぜか3回ほどのセッションで娘の肌は完治しました。

何故治ったのか知りたくて、基礎コースを受講しました。基礎コースで学べる事はaccessよりも当然深くて、さらにその面白さにハマりました。BodyTalkを身の回りの人に提供していきたいと思い、認定施術士になることを決意。
2022年3月、生まれて初めて真摯に試験勉強に取り組み、念願の認定施術士になりました。
その後上級コースを受講し、研鑽を続け、今に至ります。

BodyTalk療法のセッションは一期一会。
「今の私」という媒体を通してセッションさせていただくので自分を整えること、学び続けることは一番大切にしていることです。
セッション中、クライアント様の「今、一番優先してバランスさせたい」項目たちが「私を見て!ここに光を当てて!」と主張してくれます。それを翻訳し、クライアント様にお伝えします。目の前にある課題や現象を理解し直すことで、気になっていた現象が形を変えていくことを何度となく一緒に体験させて頂きました。その度に思うのです。

「人ってほんとに愛おしい!!!」

今のお困りごとがきっかけでセッションに来てくださるので、それがなくなることを目的とされることは必然なのですが、
それがなかったらこの気づきはなかった。よく頑張ってこられましたね。しんどかったですが、とてもいい経験をされましたね。
たった1時間程度のセッションでクライアント様の人生に想いを馳せる、そんなとっておきの時間を共に共有することができる喜びに満たされています。



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